2025.01.08
サプリ
タンパク質は筋肉を維持成長させるための基礎的な栄養素である。
加えて、筋肉が肥大化するためにもう一つ重要なのは、
性ステロイドホルモン(以下、性ホルモン)の存在です。
性ホルモンは筋肉のタンパク質合成を促すシグナルの役割を果たしています。
筋肉を維持成長させるには、
⇒運動やトレーニングによる筋肉への刺激
+基礎的な栄養素としてタンパク質の摂取
+筋肉のタンパク質合成を促す性ホルモン
の3要素が重要となります。
また、性ホルモンは一般人でも20~30代をピークとして加齢とともに徐々に低下し、
40代以降のミドルエイジではピーク時の50%以下にまで減少することが知られています。
タンパク質への理解が進む一方で、性ホルモンからのアプローチというのは
意外に見落とされがちな課題となっています。
性ホルモンからのアプローチが期待される琉球ヤムとは?
琉球ヤムは自然薯や長芋の仲間で、和名をトゲドコロと言い、
沖縄県ではクーガ芋の名前で呼ばれている熱帯系の山芋である。
そんなヤムが一躍注目を集めたのは、あの世界最速のスプリンターであるウサイン・ボルト氏。
彼の強靭な肉体を支えたのがジャマイカ産のヤムにあるとして世界中のメディアが報じました。
なんと、このジャマイカ産ヤムと近種であると言われているのが、琉球ヤムです。
琉球ヤムにはジオスゲニンと呼ばれる性ホルモン様作用が期待される機能性成分が
国内外のヤムと比較して特に高含有しているという特徴があり、
この琉球ヤムによって冒頭の課題を解決できるのではないかと、立命館大学スポーツ健康科学部と
沖縄の地元企業である株式会社沖縄テレビ開発の産学連携による臨床試験がおこなわれてきました。
これらの臨床試験から琉球ヤム由来ジオスゲニンは1日あたり20mg摂取が目安となることから、
沖縄テレビ開発はこれを手軽に摂取できるように琉球ヤムの糖質をカットして成分を濃縮化した
琉球ヤムサプリメント「レキオム」です。
レキオムは1包で目安量に到達できるように規格化されました。
レキオムは特にトップアスリートからの問合せを受けて提供が始まっていますが、
トップアスリートでもより安心して摂取が可能なように世界アンチドーピング機構の
基準をクリアしたインフォームドスポーツも取得しています。
この臨床試験は性ホルモンの低下が報告されているアスリート、
40~60代のミドルエイジを対象としています。
まずアスリートに対する臨床試験(立命館大学スポーツ健康科学部単独実施)では、
トレーニング単独実施と比較して、トレーニングと琉球ヤム併用摂取による、
筋量と筋力の有意差を確認しました。
さらに、40~60代を対象とした臨床試験 (立命館大学スポーツ健康科学部×沖縄テレビ開発共同実施)では、やはり運動単独実施と比較して、運動と琉球ヤム併用摂取による、筋量と筋力の有意差を
確認しています。これら研究は論文化され学術誌に掲 載されました。